妊娠→出産の記録④ 妊娠3ヶ月 病み期

妊娠→出産の記録、第4回目はかなり精神的に病んでた時期のお話です。肉体的にしんどいのも辛いけど、会社を休んで1ヶ月くらいになってしまって、自分が働けないことの辛さとか、ホルモンの影響なのか、いろんな人の言葉に過敏に反応してしまっていつもイライラして辛かったです。

あと、NIPT受けないことにしました。画面酔いの症状がある中、調べ物するのもキツかったな。 

 

 

妊娠8週目(9月3日週)2回目の検診

2回目の検診にいきました。赤ちゃんは無事に育ってたみたいでしたが、決まるって言われてた予定日は、また2週間後に決めましょうということに。予定日は決まりませんでしたが、分娩予約はこの日にしてしまいました。ただ、体調の悪さは相変わらずで、待合室で待ってる間も座ってるのがしんどくって。今考えるとベッドとか借りればよかったな〜

たまによくなると、もしかしたらこのまま良くなって、来週には仕事できるくらい回復するかも...って思うけど、結局次の日とか数時間後には最強に気持ち悪くなったりするんですよね。クーラーなしの部屋で布団2枚かぶっても鳥肌立ってて、気持ち悪すぎて立ったらすぐはいちゃいそうだけど近くに袋がな買った時は、そのまま布団を汚すかと思いました。ギリギリトイレに行けてセーフ。

こういう肉定的な辛さも酷かったですが、それより、今の段階では流産の確立が高いっていうこともあり、次の検診までに赤ちゃんが死ぬんじゃないか、今耐えてるつわりが無駄になって、今会社休んでるのも無駄になるんじゃないか、っていう恐怖が辛かったです。毎分毎秒赤ちゃんが死んでないかどうか確かめたくて、エンジェルサウンズ(赤ちゃんの心音を聞く機械)買うかどうか凄い迷いました。妊娠12週くらいからしか使えないらしいし、うまく使えなくて心音聞こえない!とかなったらさらに心配になっちゃうし、ってことで結局買いませんでしたが。

妊娠9週目(9月10日週)NIPTを受けないことにした

この時点で9週を超え、

NIPTを受けないことに決めました。理由は3つ

  1. 母体の年齢が低ければ低いほど、染色体異常の赤ちゃんが生まれる確率は低くなること
  2. 母体の年齢が低ければ低いほど、陽性的中率が低くなること
  3. NIPT陰性だったとしても、他の障がいを持って生まれてくる可能性はぬぐえないこと 
  4. 産院で胎児スクリーニング検査(胎児ドック)を受けることになっていること

妊娠時の私の年齢は26歳だったんですが、母親が25歳の場合、ダウン症の子供が生まれる確率が0.08%、陽性的中率は母親が30歳で61.3%とのことで、検査して陽性だった場合に、流産のリスクがある確定的検査に進むことにも悩んでしまうなとおもいました。陽性が出たとして、堕すという選択は私の中にはないけど、このひどいつわりの中で心の準備をできるわけでもないだろうし。あと、私の通う産院では20週と30週で胎児スクリーニング検査を受けることになっているので、NIPTより染色体異常の検出精度はよくないにしても、そこから心の準備をすることはできるな、というのもありました。さすがに20週ごろにはつわりも終わってるはず...

(追記)20週になってもつわりは終わりませんでした。

つわりは相変わらず、よくなったと思ったらすぐ悪くなって... 症状に頭痛と目が回るっていうのが追加されて、目が回ると近くにあるはずの袋がどこにあるかすらもわからず、また布団を汚しそうになりました。

吐きすぎて嘔吐物に血が混じるようになったし、ついに1週間で体重2キロ以上落ちたので、点滴にいきました。病院ついたら私より重症の人(骨みたいに細くなってて、壁伝わないと歩けないレベル...)がいて、その人にベッド譲っちゃったから、私は椅子で点滴。座ってるのも辛いし、点滴もぽとぽとするたびに痛くて、携帯とか触ってられなかったです。椅子でぐったり。点滴がこんなに痛いなんて知らなかった... 次の日点滴のおかげで午前中は体調よかったけど、産院行く→点滴→産院から帰るが予想以上に辛くて、もうこれ以降は一度も点滴打ちに行ってません。

 

妊娠10週目(9月17日週)3回目の検診・会社休んで1ヶ月

3回目の検診に行きました。予定日が確定して、元々の予定日より2日早まりました。ここで初めて先生に「おめでとうございます」って言われて、今までまだ「おめでとう」な状況じゃなかったことに驚きました。赤ちゃんは順調。血液検査の結果も基本問題なしだったんですが、風疹の抗体がついてないことがわかりました。去年の夏に打ったのに... 抗体つかないことってあるんですね。風疹のワクチンは出産後にもう1度受けてみてくださいと言われました。国の補助は昨年使ってしまったので次は自費...やだな...

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10週のエコー写真、まだ2頭身

つわりのせいで、私の体重は小学生以来初めてみる数字になりました。でも、やや吐く回数が減ってきて、体重があまり減らなくなってきたので回復の兆しはみえているのかなと思っています。つわりの症状が良くなると、赤ちゃん死んでたらどうしようと思ってたけど、つわりの症状の良し悪しは赤ちゃんの生死と関係ないと聞いて少し安心。

この頃一番しんどかったのは冷蔵庫からする匂いでした。特にネギ類やばい。床に布団敷いてるから冷たい空気が下の方にきて、家族の誰かが冷蔵庫開けるたびに吐きそうになっていました。ネギ類は家族が冷蔵庫に入れる時、ラップ2枚重ねにしてさらにジップロックに入れてくれてたけど、それでも匂いしてて辛かったです。

9月17日で会社を休むようになって1ヶ月。全く復帰の目処が立たなくて、自分が本当に使いづらい人材この上ないなと思っていました。もし、これで流産してしまったとしても、妊活はするわけで。そうするとこれから「いつつわりで1ヶ月以上休むかわからない人」になるってことなんですよね。「すぐ代替がきくようなシンプルな仕事しかもらえなくなる」というか、「そういう仕事しかできない」と自分から言わないといけないのかな。つらい。

 

妊娠11週目(9月24日週)ホルモン関連の問題

背中に吹き出物が出てきました。ピル飲んでなかった時にいっぱいできてたやつだったのでおそらくホルモンの問題でできてるんだと思います。

あと、これもホルモンの影響なのか、いつも気にならない夫の悪気ない変な言葉選びにイライラしてしまっていました。

 

私:今日外出ようと思ったのに、服着替えたら気持ち悪くなっちゃって無理だった...こんなんじゃ出勤なんて無理だね...
夫:でも、外に出れるかも?って思えるくらいには回復してるからOKだね!

私:(OKではない...)

 

とか

 

私:きもちわるい
夫:どんまい

私:(私なんかミスした?悪いことした?)

 

とか。

Twitter見ていてもいつもはイライラしないような内容にイライラしちゃうし、すぐ赤ちゃんが死んでるんじゃないか?って心配になって、本当に情緒不安定でした。

つわりは吐くことがかなり少なくなり、体重が増えてきました。画面酔いも少なくなってきて、数時間画面を見られる状況も出てきたので、もしかしたら来週出社できるかも?ぐらいになったと思ったら、汗かくぐらい体温めててもお腹下すみたいな腹痛が来たり(これ流産の兆候かなと思って凄い怖かった)、1日に3時間以上寝られなくなって、激しい寝不足の日みたいな気持ち悪さがきたり、お腹痛くなってトイレにいったら、上からも下からも出てパニックになったり...つまり全然良くなってないですね...

でもよくなってきたと思ったら、自分を過信してしまって、上司に「来週から働けるかもしれません」とか言ってしまうんですよね。それが一番会社にとって迷惑なのに。それでやっぱり働けないから自己嫌悪。そのループ。しんどい...